Kokemomo Saison

Kokemomo Saison

ディベロッパーズ ノート

スタイル:セゾン
品目:ビール
アルコール:5%
原材料:麦芽(ドイツ産),こけもも,ホップ
販売:上方ビール(限定生産品・販売終了)

コンセプト

北欧ラトビアは国土の半分ほどを森が占めている
その恵みからもたらされる豊かな森の幸(さち)は国民にとても愛されていて、生活の一部となっている
今回のコンセプトである「こけもも」はもちろん、野草やキノコなどを嬉々として摘みに出掛ける光景に、もしかしたらお目にかかれるかもしれない

ラトビア文化を発信するクラフトビールブランドの第1号を飾るテイストを考え続けてきた結果「こけもも」を使ったビアスタイルを組み立てることから始まった

ラトビア紋様

Saule(サウレ)


ラトビアの宗教「ラトビア神道」において太陽神として担っているのがSauleである
日本神道でいう「天照大御神」と同じく女性の神
太陽からもたらされる「光」と「温もり」は生命を育む重要な要素として、最重要視されている
8つの花びらは、主要8神の神々に捧げる年中行事の意味を含む

キーワード

Lingon Berry=邦:こけもも
北欧・ロシアなど寒冷な土地に自生するツツジ科の植物
日本でも北海道や長野など高地に自生している

特長は強い酸味と赤ブドウを思わせる豊かなタンニンの風味で、生食には向いていないものの
その風味は、ジャムやジュースに加工されると非常に美味しい

ラトビアでは毎年8月の夏に実を付けるため、収穫可能な時期になるとラトビア人がこぞって森に出かけて旬を摘む光景が見られる

ディベロッパーノート

8月の夏 こけももの収穫時期

ラトビア人は四季を通じて森の味覚を堪能する

夏の風物詩ともいえる小さな赤い果実を小ぶりの「やなぎ(柳)」かごに摘めていく

山ぶどうを思わせる野性味とハーブ香が魅力のこけももに合わせるのは「夏」に飲むビアスタイル「セゾン Sason」

清涼感のあるスッキリとした口当たりとベリーの風味が熱っぽい風がそよぐ夏にふさわしい


美味しく飲むには

ボトルのまま、飲むのは本来お伝えしたい風味が感じにくくなってしまう

可能であれば、グラスに注いで飲んでみて欲しい

適温:◎ 10-15℃(セゾンとこけももの風味が開いてきて味わい深くなる)
   〇 冷蔵からすぐ(スッキリとしたのど越しが強調されて飲みやすい)

シチュエーション:夏、ベランダから白い雲と青い空を見上げながら

ペアリング

こけももセゾンは単体で楽しんでもらえるよう、口当たりと風味を強く意識して作られた
そのままで楽しんでも充分だが、食事と合わせるなら「ささみ料理」がマッチするのでおススメ

ちなみに、こけももは豚肉料理(ブラッドソーセージ)の付け合わせにこけももジャムを添えるなどして
フルーティさを与える大切な役割を持っている